東大生英語教師ジャックのブログ

英語を効率よく習得して、世界を楽しむための勉強法を発信

イタリア旅行記。人はなぜ旅行をすると思いますか?

どうも、ジャックです。

 

先日、急に思い立ってローマまで旅行してきました。

 

親しい友人を呼んで、
カタールのドーハ経由で、イタリアを回る旅です。

 

羽田からローマへ

夜の羽田初の飛行機でしたが、
まずは、羽田空港で腹ごしらえ。

 

「イタリアに行く前に和食を食べよう!」
ということで和食を食べました。

 

旅行前なのになぜか散財。

でも美味しかったのでOKです。

 

ちなみに向かいにいるのが、
今回イタリアに一緒にいった友達で、

直前まで仕事を溜め込んでいたので
空港でもせっせとパソコンで作業してました。

 

 

食べ終えたら、いざフライトへ。

 

今回はカタールのドーハでトランジット(乗り継ぎ)し、
ローマへ向かいます。

 

使ったのはカタール航空で、
飛行機の中は飛行機にあるまじきライトが灯っていました。

どうみてもラブホのそれです。

 

今回は男二人なので何もおきません。

 

 

いざ飛行機が離陸すると、
夜の便ということもあって、
下の街を見下ろした夜景が綺麗でした。

 

こちらは韓国のソウル付近の夜景。

とても綺麗です。

 

こちらは、中国の北京付近。

奥の方の光にかたまりが北京です。

ソウルとは光の色が違いますね。
オレンジ色の暖かい光が多めです。

 

 

機内食もあったのですが、
アラビア系の航空会社というのもあって、
機内食はメニューをみてもどんな食べ物かわかりません。

 

試しに、

“Jeera aloo with vegetable tikki”

という何も理解できない料理を頼んでみたら、
こんなのが出てきました。

 

どれがJeera alooでどれがtikkiかわからない。

 

でも、スパイスが聞いてて美味しかったです。

(後から調べたら、ジャガイモの料理がJeera alooで、
下のハンバーグぽいのがtikkiらしいです。春巻き風のやつは不明。)

 

 

機内食食べたり寝てたりしたら、
、いつの間にかドーハへ到着。

 

二時間ほどの時間があったので、
ドーハの空港内を歩き回ってみました。

 

ドーハの空港にたたずむ超巨大な像。髪型がサザエさんみたいです。

 

こちらは、売店にあった天然水。

なんと、天然水で7ドル(700円前後)もします!

 

カタールなどの中東の国では水が不足しているので、
飲み物が異様に高いです。

そもそもの物価も高いのですが、
その中でも飲み物はすごい。

 

でも、喉の渇きに耐えられず、
好奇心もあって飲み物を買うために両替しました。

 

1000円両替したのが、これ。

通貨は、カタールリヤルです。

カタールリアルが30円くらい。

 

お札のおもて面は模様がいっぱい書いてあって複雑です。

 

これを使って、カタールのジュースを飲んでみました。

12カタールリヤルだったので、
日本円で360円です。

350ml缶のジュースでこれは普通に高い。
しかも、味は普通です。

日本に帰ったら安すぎて買いすぎてしまいそう。

 

ローマ

そんなこんなで2時間がすぎ、
乗り継いで、ついにローマ到着。

こちらは、ローマの中心駅テルミニです。

日本でいうと、東京駅に当たるのですかね。

 

ちなみにめちゃめちゃ広くて、
駅地下にもびっしりとお土産やさんがありました。

ローマ観光するなら、ここを拠点にすることになると思います。

 

僕自身も旅行中になんどもお世話になったので、
最後の方には使いこなせるようになっていました。

 

テルミニ駅を拠点にして、ローマの観光地を散歩。

バチカン美術館

ヴィットーリオエマヌエーレ二世記念堂

 

ちなみに、サン・ピエトロ大聖堂の前には無数の柱が立っていて、
それが複数列あるので、中から外は見えづらいです。
(上の写真右あたり)

 

ですが、このような石版があるところから見ると、、

 

このように綺麗に柱が並び、
外側がくっきり見えるのです!
(下の動画)

 

 

 

この広場は、バロックを代表するイタリア彫刻家ベルニーニが設計したものなので、
この場所は「ベルニーニポイント」と呼ばれています。

こちらがベルニーニ。

イタリアに行くと、いたるところに彼の彫刻があります。

 

さらに、コロッセオなども散策。

 

ちなみに、コロッセオを中から見るとこのようになっています。

 

 

 

コロッセオは、昔娯楽施設として使われていました。

 

それも普通の娯楽ではなく、人間の殺しあいや、猛獣の戦いを見るところです。

昔のローマ人はこういうものがお好きだったようで、
コロッセオを作ることによって、
ローマ皇帝の悪政から人民の目を背けるという目的があったようです。

 

ちなみに、ローマでは人民の目を背けるために
色々やってきてます。

 

この大浴場もその中の一つ。

カラカラ浴場

 

ローマ人は入浴が好きだったみたいで、
時の皇帝であるカラカラ帝は、ここは巨大な浴場を作りました。

 

その名も、カラカラ浴場。

文字通り現在はカラカラに干上がっていますね、なんてギャグはもう通じないのでしょうか。

 

当時のタイルなどが残っていました。

 

浴場は左右で2つあったらしいのですが、
そして普通の感覚でいうと男女1つずつなのですが、
両方混浴だったらしいです。

 

そこで遊ぶ男女。

そりゃ悪政からも目を背けるわけです。

 

 

こちらは、トレヴィの泉

泉に背を向けて、後ろ向きにコインを泉に投げ入れると、
いつかローマにまた帰ってこれる、という伝説があるそうです。

 

なので、僕も日本の10円玉を投げ入れることにしました。

 

トレヴィの泉に10円玉があったら、それは僕のです。

 

 

こちらは、「ローマの休日」でおなじみスペイン坂。

手前の噴水は、

先ほども登場したベルニーニの作で、
大変人気がある「舟の噴水」です。

 

 

今回は、スペイン坂の途中にあるバーで夜ご飯を食べてみました。

スペイン坂を見下ろしながら、乾杯。

でも、周りカップルしかいなかったね。

 

フィレンツェ

ローマを回るだけにしては滞在日数が長かったので、
フットワークの軽い僕らはフィレンツェにも行きました。

 

イタリアにも日本でいう新幹線があって、
一時間半でいけます。

日本でいうと、東京と名古屋くらいの感覚かな?

 

 

そして、ついに花の都フィレンツェ到着。

 

フィレンツェに着いた途端WiFiがぶっ壊れるというハプニングは起きましたが、現地の人に聞いたりしながら、なんとか目的の観光を回ることに成功しました。

一番の目玉はこれ。

サンタマリア デル フィオーレ大聖堂

サンタマリア デル フィオーレ大聖堂

 

サンタマリアデルフィオーレ大聖堂、通称ドゥオモ。

 

とにかくファザード(正面)が綺麗です。

ルネサンス建築の代表格。

 

近くでは、馬車が走っていて、
お馬さんを見ることができます。

 

こちらは、エサの袋を直接口に取り付けられたお馬さん。

 

口に常に食べ物があるってどういう気持ちなのでしょうか。

 

食べ物が気になって別のことに集中できない気がします。

 

「僕ならどうするか?」と考えたら、
お腹苦しくなってもいいから一気に食べて、
食べ物の誘惑を無くしてから他のことに取りかかるかなー、と。

 

 

このドゥオモには高い塔が付いていて、
登ることもできます。

 

でも通路はほんとに狭くて、
人が一人通るスペースしかないです。

ここは、登る人優先。

 

階段も本当に長く、油断してると
一気に体力持ってかれます。

急だししかも狭いので、
体力に自身のない方はやめておくのが吉かと。

 

でも、登り終えると、
フィレンツェの街並みの絶景が広がっています。

聖堂自身の影が街並みにかかっています。

きれい。

 

この塔登りは
ちょっと英語の勉強に似ているな、と思いましたね。

 

勉強している最中はゴールも見えないし、
疲れるし、いやになって、
やめたくもなる。

 

でもそれを耐え抜いて耐え抜いて、
てっぺんまでたどり着ければ、
英語を使って今まで見たことのない景色を見ることができる。

 

そんなことを思いながら
塔の上から見たフィレンツェの絶景を眺めてました。

 

 

ちなみに、フィレンツェでは公衆トイレは有料です。

 

このようにゲートが付いていて、
1ユーロ入れるとゲートが開きます。

 

日本ではこういう文化がなく、
戸惑ってしまいました。

 

ゲートの前には、こんな機械が。

最初は何も分からず友達が50セント硬貨を入れていたのですが、動かず。

 

あとで気づいたのですが、1ユーロを持ってない人のために5ユーロ札や10ユーロ札をくずすためのただの両替機でした。(よく見たら思いっきりCHANGEと書いてありました。)

 

友達の50セントは、機械に吸い込まれてしまいました。

50セントは0.5ユーロなので、
前の人が置いていった0.1ユーロと合わせて0.6ユーロの状態で放置してきました。

あと0.4ユーロ入れれば1ユーロが出てくるはずです。
(ちょうどその時持っていなかった。)

 

両替して1ユーロ入れたら、無事トイレに入れました。

有料だからといって豪華なこともなく、普通でしたが。

 

 

その後美術館の予約時間まで少しあってので、
イタリアの人が昼からワイン飲んでいるのを真似て、
僕らも昼から乾杯してきました。

 

そんなわけで、イタリアを満喫してきたわけであります。

 

旅行の意義について考えてみた

さて、ここからはがっつり文章で書いていきます。

 

イタリアのような遠い場所に、
お金と時間を使って旅行すると、
「旅行の意義」について考えさせられました。

 

僕が思う旅行の意義が2ステップになっていて、

旅行の意義
  1. 世界について知れる
  2. 日本について知れる

世界について知れるのは当たり前ですが、
実は日本についてもより深く知ることができます。

 

今回のイタリア含め、僕は海外に行く機会が多いのですが、
毎回海外で考えるのが日本との比較です。

「日本のこれは最高だな」

とか、

「日本はもっとこれを頑張ってほしい」

とか。

 

海外にいっているはずなのに、
日本のことを考えている時間もまた多いのです。

 

「旅行は現実を忘れさせてくれる」
と言いますけど、僕は全くの真逆で

旅行をするといつもの環境と比べます。

 

すると、日本では当たり前なことが世界では当たり前じゃなかったり、
日本ではありえないことが世界では当たり前だったりすることに気づく。

 

海外では、

水洗トイレなんかありえなし、
綺麗な道路もありえないし、
便利な地下鉄網もありえないのです

 

逆に、日本では

水一本700円するのはありえないし、
トイレに金がかかるのもありえないし、
昼からワインを飲むのもありえない。

 

旅行をして世界を知れば、

世界全体からみた日本の立ち位置

を知ることができます。

 

日本のここはすごい。
日本のここはだめ。

 

これらを世界から見直すことによって
日本の良さも悪さもより理解することができる。

 

常識が非常識になり、
非常識が常識になる。

 

より広い視点があれば、
それら全部の選択肢を考えた上で、
自分にとっての最適な判断をすることができるようになります。

 

「アルコールは夜に飲むもの」
って常識も当たり前ではなく、
イタリアでは普通に午前中に飲んだりします。

日本でも、これから昼飲みが流行るかも知れない。

 

こういったことを考えることによって、
仕事や生活、恋愛でも
より多い選択肢を選べるようになる。

 

生まれた時から日本で生活するのと、
世界を知った上で日本で暮らすのとでは、
まるで充実度が違います。

 

 

そして、
世界を知るために必須のスキルなのが英語であって、
同じ旅行でも英語が話せるかで得られるものが全然違ってくるのです。

 

さらに、英語ができれば、
日本にいながらして世界を見ることが出来る。

 

今はインターネット社会ですから、
英語で情報を集めることだってできるんです。

 

 

でも、やはり一番は自分の目で見て確かめることかな、と。

 

自分の固定観念をぶち壊して、
より多い選択肢を手に入れることです。

 

「海外で仕事すれば楽しいし稼げそう。」
「恋愛対象は外国人でもいいなぁ。」
「自分がこの国が合うな。」
「世界ではこれが流行ってるから、日本でもやろう。」

世界で流行っていることを日本に持ち込むだけでも、
そこにはビジネスチャンスが転がっていたりもします。

日本マクドナルドなんかがそうですね。

 

 

世界を知ることで、
自分の国への理解も深まり、
よりいい選択肢が取れる。

 

これが旅行の最大のメリットです。

 

 

今回の旅行で僕もまだまだ驚くことがいっぱいだったので、
まだまだ視野が狭かった証拠だと思っています。

 

見たもの聞いたものを活かして、
英語も使いながらこれからももっと
グローバルな人間を目指そうと思います。

 

では!

 

 

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