東大生英語教師ジャックのブログ

英語を効率よく習得して、世界を楽しむための勉強法を発信

同じような毎日を送っている方へ。それ、老人の暮らし方ですよ。

こんにちは、ジャックです。

 

世の中の人間を見てると、
まだ若いのにやってることが老人の人が多いんですよね。

毎日毎日同じような生活を送っている。

 

心当たりある方も多いと思います。

 

 

少し僕の話をすれば、
僕は逆に新しいことをすぐやってしまいます。

 

ですが、
それは僕の性格でもなんでもなく、

「その方が人生にとって有利」
と論理的に判断した結果

 

なんですよね。

 

 

その証拠に、僕は小さい頃は
友達の中でも「インドア派のドン」でしたからね。

 

僕が子供の頃は
「カードゲーム」が全盛期だったので、

休日といえば、カードゲームかテレビゲームの二択です。

 

帰ってきた夫に嫁が
「ご飯にする?お風呂にする?」
と聞くのが本当だとしたら、

僕は毎日
「カードゲームにする?テレビゲームにする?」
の状態でしたからね。

 

 

何が言いたいかというと、
僕も生まれつきアウトドアで積極的な性格じゃなかったんですよ。

 

 

でも、僕が今こうして積極的に
あたらしいものに挑戦できるのは、

今回紹介する考え方のおかげです。

 

今から振り返れば

マジの凡人学生から
東大に余裕合格するエリート学生へと変貌を遂げたのも、

この考え方に気づいたあたりからなんですよね。

 

冗談抜きで人生が変わりました。

 

explore or exploit

すごく前置きが長くなってしまいましたが、

僕の人生も変えた考え方とは、

 

explore or exploit

 

です。

 

 

どういう意味かというと、

explore = 探求する

exploit = 利用する

なので、

 

「新しいものを探求するか?
それとも今までものを利用するか?」

 

人間の行動には究極的には
この2パターンしかないのです。

 

 

身近な例でいくと、

みなさんカフェに行かれたりしますか?

 

カフェに行く時、
決まって同じカフェに行く人と
新しいカフェに行ってみる人がいますが、

 

行ったことないカフェに行くのがexploreで、
行ったことあるカフェに行くのがexploitです。

 

 

最高の空間を提供する良いカフェもあれば
うるさくてコーヒーもまずいダメなカフェもあるのですが、

 

exploreすれば、
より良いカフェを見つけられるかもしれないけど、
知ってるカフェよりダメなカフェに当たるかもしれない。

exploitすれば、
より良いカフェをみつけるのは不可能だが、
ある程度の質が担保されたカフェは利用できる。

 

このexploreとexploitのバランスをどう取るか?

 

この問いへの答えが大事だと思いませんか。

 

片方に偏りすぎると・・・

実は、exploreとexploitは
単純にどっちがいいということはできません。

 

どっちにも偏りすぎてはいけないのです。

 

exploreに偏りすぎると

exploreに偏る人は、
何をするにも新しいことに挑戦する人です。
(現実にはほぼいないと思いますが。)

 

 

またカフェの例で行きましょうか。

 

もしカフェにあまり行かない人は、
自分がよく使うサービスに置き換えてください。

 

 

explore全振りの人はどうなるかというと、
最終的には
「エリアにある全てのカフェを一回ずつ行った状態」
になります。

行ったことあるカフェには
二度と行かないので。

 

いいカフェに行くこともあるが、
最悪のカフェをひくこともある。

 

だから、全体で見れば
「平均値くらいのサービス」を受けたことになります。

 

まぁ、全てのカフェを一回ずつ回るのですから、
当たり前です。

 

これは、あまり頭の良いやり方ではありませんよね。

 

exploitに偏りすぎると

exploitに偏る人は、
最初にやったことをずっと繰り返す人です。
(現実にはこっちの人が圧倒的に多いです。
人間には変化を嫌う性質があるので。)

 

 

カフェの例で言えば、

exploit全振りの人はどうなるかというと
最初の行ったカフェに行き続けます。

 

僕たちは色々なカフェに行ったことあるので
カフェの良し悪しを知っているのですが、

exploit全振りの人にとっては最初のカフェなので
良いか悪いかの判断がつきません。

 

情報がないので、
「悪いからカフェを変えよう」
という判断ができないのです。

 

もし最初のカフェが
最高レベルのカフェなら良いですが、

もしダメなカフェだとしたら、
他のより良いカフェを探求しようとしないので
ずっとダメなカフェを使い続けることになります。

 

サンプルが一個しかないので、
最初のカフェが良いかもわかりません。

 

 

つまり、exploit全振りの人は、
最初で良いものが見つかるかという運ゲーになります。

 

exploreとexploitの正解のバランス

では、exploreとexploitのバランスは
どうするのが一番良いのか。

 

答えをいうと、

 

はじめのうちは新しいカフェに行き、
落ち着いてから一番よかったものに行き続ける

のが一番良いです。

 

こうすることで、全体で見て
より良いカフェ体験をすることができます。

 

イメージでいえば、
最初のうちに色々経験して良いカフェをストックしておき、
落ち着いてから良かったカフェをひたすら利用する。

 

これが、正解なのです。

 

 

そして、今まではカフェの例で話してきましたが、
もちろん僕が今回言いたいのはカフェの話ではない。

 

人生全体も、同じような考え方で
より豊かになる、ということが言いたいのです。

 

つまり、

若いうちはexplore、
歳をとってからexploit
するのが一番良い。

 

若いうちに色々経験して良いものをストックしておき、
歳をとってから良かったものをひたすら利用する。

 

これで、人生を最大限に活かせます。

 

 

今は100年生きる時代です。

 

exploreとexploitの区切り目として、
「定年」が目安になるでしょう。

 

つまり、65歳前後。

 

65歳まではひたすら新しいことに挑戦し続け、
世の中にある良いものにどんどん触れる。

 

新しいことを吸収する。

 

そうして培ったものを
定年後の余暇に活かすのです。

 

 

人間、歳をとると体が弱ってきます。

精神も、弱ってくる。

 

これは、避けられない現象です。

 

だから、だんだんexplore、つまり探求ができなくなってきます。

 

だから、若いうちにできるだけ経験して、
良いものを探し、新しいスキルを身につけておく必要がある。

 

少しでもやりたいと思ったこと、
身に付けたいと思ったものを、
迷わずやることが大事なんです。

 

 

そして、残りの人生で一番若いのは、です。

一番体と心が元気なのは、

 

 

さぁ、あなたはどんどん若さを失っていきます。

 

そんな中で、今何をするべきなのか。

 

あなたの心の中では、答えがすでに出ているはずですよ。

 


単語帳を使わず次々と英単語を覚える方法を特別公開

超普通で英語が嫌いな学生が、東京大学に合格し、TOEICも900点取得。
その後英語教師にまで上りつめた、人生を変える英語の勉強法。

そんな単語帳を使わない、効率に特化した単語暗記法を期間限定でメールコミュニティ内で公開します。

◆ 英語に触れるだけで自動的に単語を覚えてしまう学習法とは?
脳科学にもとづいた、あるひと工夫で単語の定着が2倍になるテクニックとは?
◆ 1単語を覚える労力で10単語を覚える方法とは?

単語帳なし、ストレスなし。どんどん英単語が頭に入る暗記法を全て伝授します。